8冊目 30歳高卒タクシードライバーがゼロから英語をマスターした方法
こんにちは、白です。
今日は大変元気です!
だからブログも長くなりそうです。
なぜなら久しぶりに良い本に出会えたから!
…というと、まるで色んな本を読み漁っていたのに、良いと思える本と全然出会えなかった。というように聞こえてしまうかもしれません。
前回も書いたように、最近全く本を読まない人間になっていたので、今週は少し休みを作ってのんびりしつつ、本を読んでみました!そして大正解でした!やっぱり読書は人生を救います。
ありがとう、本を書いてくれる方々。
今回読んだ本はこれ!
筆者の中山さんのここ数年の業績はとても華やかなもので、『英語おもてなしコンテスト』での優勝から始まり、その後も海外の経済雑誌からのインタビュー対応をしたり、あの有名なビジネス雑誌『PRESIDENT』ではタクシー業界を代表して英語学習法に関するインタビュー取材を受け掲載されたり。その他も英語スピーキングコンテストでは決勝トーナメントに進出するなど。
そして何が一番すごいって、ここまでの英語力を身に付けるのに要した時間はわずか4年というところ。
それまでの彼は高卒、フリーター。
そこからタクシー業界に入り、東京オリンピックに向けて英語を学ぼうという決意をしてから、どのような学習方をしたのか、どんなことで躓いたのか、どうやってモチベーションを保っていたのか、などが分かりやすく書いてあります。
難しい参考書こそ正義!と、自分のレベルに合わないものを読んで理解が出来ず、暫く英語学習を辞める、というくだりは自分と重なり楽しく読めました。
これだ!という本に出会ってまた学習に戻り、そこから広がっていく勉強法を丁寧に書いて下さっています。文中に紹介されている本もつい買ってしまいました。
これから英語を勉強しようかな、という人にはとてもおすすめな一冊でした。
読書後は晴れた気持ち、前向きな気持ち、ほどよい達成感に満たされます。読んで良かった一冊です。
そもそもなんでこの本を私が読んだのか。
英語を勉強しようかなって思ったんです。
唐突に。
いえ、唐突と言ってもちゃんと理由はある!
カメラマンで生きていこうと思ってから、どんなカメラマンとして生きたいのかをよく考えるようになりました。
何を考えてそこに行き着いたかを書き始めると話が脱線しまくるので今回はそこは割愛して。
報道、新聞の道を進みたいと決めて今はそのために生きているわけです。
運が良いのか、少しずつだけれども前に進んでいるので、決して叶わない夢では無いと思って生きておりますが、現実的になればなるほど、私の高卒コンプレックスが発動します。
最近の憂鬱はまさにここから。
以前私は失敗しているのです。
身の丈に合わない会社に入社し、周りに全くついていけず、高卒であることを散々に馬鹿にされ、結局何も出来ずに退職するという失敗を。
なぜあなたがうちの会社に?
ほんとに。ほんとにごめんなさい。
調子乗りました。高卒らしく生きていきます。
そんな卑屈な毎日を過ごしていた時期がありました。決して『高卒だから』ではなく、私が努力を怠ったから起きた出来事でしたが、また同じ過ちを犯したくないと思ったのです。
報道の業界だとカメラマンなんて腐るほどいるし、写真だけが撮れたからなんだって話で、何かもう一つ自信に繋がるものを勉強したいな、と考えた時に、英語だ!English!!と閃いたわけです。
そこでやはり目をつけたのはTOEIC?
470目指して参考書を見に本屋さんに行ったところで、今回の本と出会ったのでした。
高卒、英語!
運命かな?
ネットで色々調べられるけれど、本屋さんに向かうとこういう出会いがあるから好きです。本屋さん。
ところで、良い本ってなんでしょうね?
読むタイミングや、その時々で変わってくるし、私にとっては良い!と思えるものでも、他人からするとそうでもない、という事態もある。
でもだからって、『人それぞれやからなぁ。』という私の嫌いな一言で終わらせたくない今日この頃です。
今回の本は、私にとって素晴らしくピッタリ合っていたけれど、もう英語がペラペラに喋れる方にとってはそんなに面白くないのかもしれません。
本の中でも、参考書だって合う合わないがあるということが書いてありました。
誰に読んで欲しいのか。
それがはっきりしている本は良い本なんじゃないかな、とぼんやり思いました。
私のブログは誰に読んで欲しいのでしょうか。
そこがはっきりしていないから
自己満足なんだろうなぁ、と思いました。
これも勉強。