大人の読書感想文。

30代独身女の読書感想文と頭の中。恋愛も仕事も中途半端な私が本を読みながら生き辛さと向き合います。

何故私はブログを書くのか。

こんにちは、白です。

今日は胸がザワザワとしているので、それを文章にまとめてみたくなりました。

 

ブログをはじめて1週間。たった1週間の間に、沢山の考えが頭の中を巡るようになりました。自分の人生の浅さや、将来への不安、そして無知な自分。文章を書くことで、そんなネガティブな気持ちに支配されてしまいながら、自分と向き合っているような気がします。

自分と向き合うことは恐ろしいことです。

これが恐ろしくなくなることは、果たしてあるのでしょうか。

 

そもそも何故ブログをはじめたのか、それすら私はきちんと人に伝えられないのです。でも根底にはきっと、誰かの役に立ちたい、という気持ちがあったはずです。それが出来ているのか、いや、続ける事で出来るようになるのか、ということに不安を感じているのでしょう。

 

だからGoogle先生に聞きました。

『ブログ なんのため』

長くブログを続けている方々の考えに触れて、私がこれを考えるタイミングは、ブログを開設する前だったな、と笑ってしまいました。

将来のことも自分のことも、何も考えずに生きていたということを、ブログを通して突きつけられているような気がしています。

 

 

私の本業はカメラマンです。

でも別に、すごく熱い気持ちでカメラマンになった訳ではありませんでした。

全く別の仕事をしていました。その会社の先行きを不安に感じて転職してみましたが上手くいかず、現実逃避をしている時に、カメラマンの求人を見つけたのです。なんとなく応募して、運良く採用された。

ただそれだけで始めた仕事でした。

 

思えば私の人生はそんなことばかりでした。

 

地元の高校に行きたくなくて、母から勧められた遠い高校に行っただけ。

母が病に倒れたから、喜ぶかな?と思い看護師になりたい、という台詞を吐いたら母が喜んだ。だから看護学校に行っただけ。

看護学校を辞めた時、そんなやつは風俗嬢にでもなればいい、という言葉を真に受けて、風俗嬢になっただけ。

風俗を辞めて、姉からなんか仕事しろってパソコンの前に座らされて、たまたま一番上にあった飲食店に応募したら採用されたからそこで働いただけ。

飲食店を辞めて、もっと楽な仕事がしたくてタウンワークを見ていたら、見つけた時給の安いアルバイト。そこで働くことになって就職したけれど、それも、なんとなくでしかなかったのです。

 

全部が虚です。

 

その場その場で与えられた役割はそれなりにこなしましたが、自分自身が何がしたいのかなんてことは、真面目に考えたことがありませんでした。

運が良かったのか、仕事で出会う人というのは尊敬出来る人、影響を受ける人が多く、それなりに充実していたと思います。

でもやはり、自分というものに向き合って、何がしたくてどうなりたいのか、ということは考えてこなかったのです。

 

今のカメラの仕事は好きです。

営業写真というジャンルになりますが、やりがいもある、信念もある。誇りもあります。ですがカメラマンです、と人に伝えた時に必ず言われる言葉に私はいつも困るのです。

 

じゃぁ将来は独立したいんだね!

 

カメラマンとして独立したい程、私の人生をカメラ一色にしていきたいのか。そもそも始めた動機も不明です。続けている理由も不明です。今の会社で、与えられた仕事だからやっていけているだけなのです。私の持っている信念すら、会社に与えられているものなのかもしれません。

 

ここまでくると、面白い程に自分が虚で空っぽです。

 

そんな私が自分を振り返った時に、私の好きなものってなんだ?ということでした。それが本を読むことだったのです。だから、本を読んでブログが書きたい、と思い立ってブログをはじめてみたのです。

では、このブログの目的は?目指すところは?

それを掘り下げていかなくてはいけないなと、そんなことを考えると、もう眠れません。

 

思えば私には、誰かの役に立ちたいという欲求を、恋愛で埋めようとする悪い癖があります。それを繰り返すから、私の恋愛は巡り巡って振り出しです。そして決して満たされることはないのです。

 

自分自身の本当にやりたいこと。それが誰かの役に立つような形にしていきたい。

このブログを通して。

 

この記事を一か月後、一年後の自分が読んだ時にどう思うのか。その頃に成長しているために、本を読み続け、文章を書き続けたいと思いました。

 

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